AIツール選びで、みんなが聞き忘れてる質問
“できるか”で選ぶと、地味に損してるかもしれない話
「これ、AIで一瞬で量産できますよ」
って言われたら、ちょっと心揺れませんか?
正直、自分も最初そうだったんですよ。「量産できる」って聞いた瞬間、頭の中で電卓を叩くじゃないですか?(昭和表現)
時間も浮く、コストも下がる、最高じゃん!って。
でも最近、ちょっとした会話がきっかけで、その前提が揺らいだ瞬間があったんですよね。今日はその話をしようと思います。
最近、画像生成の話をしてて、こんなことに気づいたんです。
同じ会社が出してるAIなのに、片方は仕上がりが綺麗で、もう片方は微妙・・・みたいなことがあって。最初は「性能差なんかな?」って思ったんですけど、調べてみたら、ちょっと違ったんですよね。
別物っていうより、得意な作業の前提が違うだけだったんです。片方は「1点モノを仕上げる」のが得意で、もう片方は「同じ型を量産する」のが得意。
たとえるなら、片方は『フリーランスのデザイナー』、もう片方は『町工場』みたいな感じなんですよ。(^_^;)
デザイナーは打ち合わせで意図を汲んで、1枚を強くする。
町工場は同じ仕様で、同じ部品を、何個でも作る。
どっちが優れてるとかじゃなくて、向いてる仕事が違うだけなんですよね。
でも、自分が本当に引っかかったのはそこじゃなくて。
「町工場、量産できるじゃん」って思った瞬間、もう一個の問いを完全に飛ばしてたんですよ。
それ、そもそも量産していい作業なんか?っていう問いです。
例えば、サムネ。
「量産できるから」って理由で選ぶと、一見正解っぽいんですけど、サムネってクリック率を左右する“顔”じゃないですか。1枚の精度がほぼ全部なんですよね。量産で勝つ場所じゃない気がするんです。
量産が活きるのは、テスト案を何パターンも比較するときとか、最終的に1枚に絞るための“下書き”を増やすとき。でも最終の1枚は、結局ちゃんと作り込んだほうが強いんですよね。
これ、画像の話だけじゃないと思うんです。
文章も、提案資料も、SNSの投稿も、たぶん同じ構造があって。「AIで量産できますよ」っていうメリット、ぱっと聞くと正義っぽく見えるじゃないですか。でも、量産していい作業と、量産しちゃいけない作業って、ちゃんと分かれてるんですよね。
最初の印象を決めるもの、一発で信頼を左右するもの・・・そういうのは、量産で数を出すより、1個に向き合ったほうが結果的に強くなる。たぶん、そういう肌感、みなさんもどこかで持ってる気がするんです。( ◜ω◝ )ニチャア
なので、自分が最近意識してるのは、ツールを選ぶ前にこの質問を入れることなんですよね。
「これ、量産できるか」じゃなくて、
「これ、量産していい作業か」。
順番を変えるだけなんですけど、見える景色がちょっと変わる気がしてます。
あとがき
実はこのネタ、ふとした雑談から生まれたんですよね。最初は「画像生成の質の違い」くらいの話だったんですけど、話してるうちに「これ、ツール選び全般に言えるやつじゃん」って気づいて。
これからも「量産できます」っていう機能、どんどん増えていくと思うんですよ。便利は確実に増える。でも便利が増えるほど、「それ、量産していい場所なんか?」って一回立ち止まる癖だけは、自分の中に残しておきたいなって思いました。
このへんの話、もう少し具体的なツールの使い分けまで踏み込んだバージョンも、いつか書いてみたい気がしてます。
こういう「立ち止まる視点」、気に入ってもらえたら、購読してもらえると嬉しいです。
感想や「自分はこう思う」みたいな話も、よかったら返信で教えてくださいね。
ちなみに、量産じゃなく唯一の記事を作れるツール、無料で使えます↓(・∀・)



