先日のSubstack LIVEでは、ひろみさんと一緒に「夏が嫌い」という話からラーメン、食べ放題、店舗の空調、フランチャイズ、さらには占いまで・・・かなり自由に話しました。
こうして並べると、
「何の話をしてたん?w」
となりそうですが、振り返ってみると意外とすべてつながっていたんですよね。
それは、
人は、商品の中身だけを見て選んでいるわけではない
という話です。
味がおいしいから店に行く。
内容が正しいから話を聞く。
実力があるから商品が売れる。
もちろん、それも間違いではありません。
ただ、現実にはそれ以外の要素がかなり大きい。
今回はLIVEで出た話をもとに、人が何かを選び、行動するときに起きていることを整理してみます。
言われ続けた言葉が、自分の前提になる
LIVEの序盤では、誕生日と言葉の話になりました。
僕は2月7日生まれなのですが、子どもの頃から、
「7日生まれだからラッキーセブンやな」
と何度も言われてきました。
当時は深く考えていなかったものの、こういう言葉は少しずつ自分の中に残ります。
「自分は運がいいのかもしれない」
「何だかんだうまくいくのかもしれない」
という前提が、いつの間にか作られていく。
ひろみさんからも、
「だからBMPさんは、褒め言葉を素直に受け取れるのかもしれない」
という話が出ました。
たしかに僕は、何かを褒めてもらったときに、
「いやいや、そんなことないですよ」
というような謙遜はあまり言いません。
普通に、
「ありがとうございます」
と受け取ります。
これも、もしかしたら長年かけて作られた習慣なのかもしれません。
もちろん、言葉にすれば何でも実現する、という単純な話ではありません。
ただ、自分が口にする言葉や、周囲から何度も言われる言葉によって、自分の認識や行動が変わることはあります。
「どうせ自分には無理」
と言い続けている人と、
「まあ、何とかなるやろ」
と思っている人では、同じ状況でも選ぶ行動が変わります。
言葉は魔法ではありません。
でも、行動を選ぶときの前提にはなります。
店の印象は、味だけでは決まらない
そこから話は、なぜか店舗の空調に移りました。
暑すぎる店。
寒すぎるスーパー。
冷房が強すぎて、ゆっくり商品を見ていられない店。
こういう場所って、商品が悪くなくても早く出たくなりますよね。
僕は長く店舗運営の仕事をしていたのですが、空調はアルバイトが勝手に触らないようにするくらい、重要な管理項目でした。
なぜなら、店内の温度によってお客さんの快適さが変わり、快適さによって滞在時間が変わるからです。
滞在時間が短くなれば、商品を見る時間も減ります。
本来なら店内を回りながら、
「これも気になるな」
「こっちも見てみようかな」
と考えていたはずのお客さんが、
「寒いから必要なものだけ買って帰ろう」
となってしまう。
これは、かなりもったいないですよね。
店側は商品や価格にはこだわっていても、温度や照明、音、においといった周辺環境を見落としていることがあります。
しかし、お客さんは商品だけを体験しているわけではありません。
店に入った瞬間から、出るまでのすべてを体験しています。
これはWebサイトや発信でも同じです。
内容が良くても、
文字が読みにくい
どこを押せばいいか分からない
広告や案内が多すぎる
登録後のメールが大量に届く
となれば、読者は離れていきます。
発信者は「中身を見てほしい」と思います。
でも、読者は中身だけを切り離して評価してくれるわけではありません。
中身にたどり着くまでの体験も含めて、価値として判断しています。
「おいしい店」と「流行る店」は同じではない
ラーメンの話では、店主のこだわりについても話しました。
店主が、
「この順番で食べてください」
「話さずに早く食べてください」
「この調味料をつけてください」
と、おいしい食べ方を細かく指定する店があります。
店主側からすれば、一番おいしい状態で食べてもらいたいのでしょう。
その考え自体は分かります。
一方で、お客さん側には、
「食べるときくらい好きに食べさせてほしい」
という人もいます。
つまり、これは正解と不正解ではありません。
合うか、合わないかの問題です。
店主の強いこだわりを「職人気質で格好いい」と感じる人もいれば、「面倒くさい」と感じる人もいる。
万人に好かれる店はありません。
だからこそ、自分が誰に来てほしいのかを決める必要があります。
さらに、味がおいしければ必ず流行るかというと、そうとも限りません。
味は普通でも、
店主の人柄がいい
SNSで話題になっている
コンセプトが分かりやすい
家族で楽しめる仕掛けがある
写真や動画にしたくなる
といった要素で人気になる店もあります。
LIVEでは、自分で串を揚げられる「串家物語」の話も出ました。
単に串揚げを食べるだけでなく、自分で衣をつけて揚げる。
綿菓子やチョコレートファウンテンもある。
これは食事というより、半分は体験です。
一般的な串揚げ店では取り込みにくいファミリー層や子どもまで、ターゲットにできます。
「味がおいしい」だけではなく、
「自分で作れて楽しい」
「子どもが喜ぶ」
「家族で行きやすい」
という、別の選ばれる理由を作っているんですよね。
フランチャイズが売っているのは、味だけではない
ひろみさんからは、以前フランチャイズ本部で働いていたときの話も出ました。
フランチャイズ店では、どの店舗でも同じ味を出す必要があります。
そのために必要なのは、天才的な料理人ではありません。
誰が作っても、一定の品質を再現できる仕組みです。
本部が調味料やスープの一部を作り、店舗側で残りを配合する。
店舗側は、本部から材料を仕入れなければ同じ味を再現できない。
こうして品質と契約関係を維持します。
ただ、店舗側からすれば、本部から仕入れる商品には利益が上乗せされているので、できるだけ原価を抑えたくなります。
中には独自に似た味を作り、本部の商品を使わなくなる店舗もあるそうです。
しかし、味が変わればお客さんから、
「前と味が違う」
「この店舗はおいしくない」
という口コミが出ます。
お客さんは、店舗オーナーが独自の材料を使っているとは知りません。
見ているのはフランチャイズの看板です。
つまり、店舗は看板の信用によってお客さんを集めている一方で、本部のルールや仕入れ価格に縛られます。
軌道に乗るまでは看板の力がありがたい。
しかし、売上が伸びてくると、
「これだけ払うなら、自分でやった方がいいのでは?」
と感じる。
この構造は、プラットフォームやコミュニティにも似ています。
最初は集客力や仕組みを借りられる。
その代わりに、ルールや手数料、制約を受け入れる。
どちらが良い悪いではありません。
大切なのは、
自分が何を借りていて、その対価として何を差し出しているのか
を理解することです。
正しさより、「動ける伝え方」が必要なこともある
LIVEの終盤では、占いや開運の話にもなりました。
ひろみさんが占い師の方と制作したコンテンツでは、
「これは絶対にやってはいけません」
「こちらの道に進むべきです」
と断定するのではなく、本人が前向きに行動できるように言葉を選んでいるそうです。
占いに限らず、断定的な言葉は強く見えます。
「これをやれば成功する」
「これをしないと損をする」
「あなたはこのタイプだから、こうするべき」
こうした言葉は分かりやすく、受け手も考えなくて済みます。
しかし、強すぎる断定は、依存や恐れも生みます。
「間違ったらどうしよう」
「この人に聞かないと決められない」
となってしまえば、自分で判断する力が小さくなります。
一方で、
「まずはやってみてもいい」
「うまくいかなかったら、こう調整すればいい」
と伝えられれば、行動のハードルは下がります。
人を動かす言葉は、必ずしも強い言葉ではありません。
相手が受け取れて、自分の足で進める言葉です。
僕がその対談音声を聞いて感じたのも、言葉選びのうまさでした。
同じ内容でも、どう表現するかで納得感は変わります。
ただ正しいことを言うのではなく、相手が動ける形に変換する。
これは占いだけでなく、コンサル、教育、発信、商品販売でも重要なことです。
中身だけを磨いても、選ばれるとは限らない
今回のLIVEでは、誕生日からラーメン、空調、フランチャイズ、占いまで、本当にいろいろな話をしました。
ただ、そこには共通点があります。
人が何かを選ぶ理由は、一つではありません。
商品そのものの品質
その場で得られる体験
居心地や使いやすさ
発信者や店主との相性
周囲からかけられる言葉
自分がどう受け取るか
こうしたものが重なって、最終的な行動が決まります。
「いいものを作れば売れる」
という考え方は、半分は正しい。
でも、半分は足りません。
いいものだと伝わること。
安心して近づけること。
自分に合っていると思えること。
行動しても大丈夫だと感じられること。
そこまで整って、ようやく選択肢に入ります。
だから、反応が少ないときに、
「もっと中身を濃くしなければ」
とだけ考えるのは危険です。
問題は中身ではなく、入口や体験、伝え方、ターゲットとの相性にあるかもしれません。
濃いラーメンが好きな人もいれば、あっさりした塩ラーメンが好きな人もいる。
どちらが正しいわけでもありません。
大切なのは、自分がどんな味を出し、誰に届けたいのかを理解することです。
そして、来てくれた人が心地よく味わえる環境まで整えること。
結局、ビジネスも発信も、
中身と届け方の掛け算
なんだと思います。
あなたが今届けているものは、誰にとってちょうどいい味になっていますか?
【サブスタ道場】#4 BMP×ひろみのゆる~くビジネス雑談
Thank you misa, ももと∞🍑@怒鳴る前に問いかける子育て😊, マオムギ|群馬県サウナ発信者, みむ@星の世界の表現者, マサ|考えるヒゲ, and many others for tuning into my live video with ひろみ¦音声で心地よい空間をつくる人! Join me for my next live video in the app.











